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梅田 平成十九年十二月に創業され、今年三十歳という若さから柔軟な発想で介護業界初となる新しい事業をスタートされたそうですね。まずはこれまでの経緯を。
仙石 父が病院を経営していたことから自然に医療や介護に興味を持つようになりました。二十歳で介護の現場に入り、様々な経験を積み重ねてきましたが、父と同じ業界の道を選択しながらも「親の七光り」と言われる人生だけは歩みたくないと常々思っていましたので、現場で感じる業界の課題を解決できるような事業を自分自身で一から始めたいという気持ちで日々臨んでいました。
そしてボランティアで試行錯誤しながら手掛けていたことがこれからの業界に必要なことなのではという思いに至り、本格的に会社組織として始めることになったのです。
梅田 では事業内容をお聞かせ下さい。
仙石 簡単に申しますと、介護施設などへの入居を希望される方に対し、その方の条件を叶えるベストな介護事業者を無料でご紹介するサービスです。
梅田 確かに施設に入居したいと思ってもどのようにして探せばよいのか分からずに困っていらっしゃる方は多いと思いますし、これから需要は伸びるでしょうから、まさに時代にマッチしたサービスですね。
仙石 平成十八年に介護保険制度が一部改正され、一般病棟の受け皿である長期療養型病院が平成二十三年三月末を目途に廃止、削減されることになり、特に治療の必要がない方は三週間以上は入院できなくなりました。
しかし自宅で介護を受けることもできず行き場がなくて困っていらっしゃる方が年々増えてきているのです。
また、頑張って自宅で介護を行ないながらも、その負担の大きさから介護する側がうつ状態になってしまう例も少なくありません。
このような実態を見ていると自宅での介護が本人や家族にとって本当に幸せなことなのかどうか疑問に感じ、専任スタッフによる万全の二十四時間体制で安全で快適な生活を送る方がお互いのためになるのではと思うケースもあります。
入居される方、ご家族の方にこのような様々な背景をお聞きしながら気に入って頂けるまで何軒でも見学して頂き、納得のいく施設を選んで頂けるように取り組んでいます。
梅田 費用も重要な条件の一つですね。
仙石 施設と言えば入居にかる費用が高額でそれがネックとなって入居できない方も多いと思いますが、私どもでは入居一時金や家賃、食事、介護などすべて含め年金でまかなえる月に約十三万円の物件をご紹介させて頂きます。
また、そこまでもお支払いが難しい方にはご希望の額をお聞きして介護事業者への交渉なども行ない、価格面でも充分に納得頂けるよう尽力致します。
梅田 その方の立場で親身になって考えて頂けるのですね。
仙石 はい。もし私が同じ立場なら食事やお風呂など生活の一つ一つに対して、スタッフが家族のように接してくれるということを第一に望みます。
要望は人それぞれでしょうが、やはり心ある介護を手掛けてくれるところをご紹介したいですね。
梅田 では、こちらではスタッフの方に日頃どのような指導をされていますか。
仙石 私どもの仕事はお客様と介護事業者との間に入って様々な問題を解決していくことで、両者の新たな人生を一歩進める役割を担っているということを常に認識すること、そして一週間、一カ月と日々前進できるよう考えて行動していくことを伝えています。
私自身はスタッフとのコミュニケーションを大切に考えていまして、毎日現場の状況を聞き、その情報を皆で共有して全社一丸となって同じ目標を持てるよう心掛けています。
梅田 会社設立から約一年半ですが、振り返ってみていかがですか。
仙石 お陰様で月に五十件以上のお問い合わせを頂き、市役所からも多くのご相談を頂いています。
現在は大阪や兵庫が中心ですが、今後は京都や奈良にも営業エリアを拡大していきたいと思います。
梅田 ところで社名の「Altruistic」にはどのような由来が。
仙石 愛他主義、利他主義「他人の幸福や利益を第一の目的として行動すること」を意味しております。
梅田 事業ないようにぴったりですね。。大変気を使われる毎日と思いますが、ストレス解消はどのようにされているのですか。
仙石 むしろ考えたり体を動かして仕事をしていることがストレス解消になっていますよ(笑)。
梅田 では、最後に今後の展望を。
仙石 年令をお聞きしてびっくりするほどお若く見える方は日頃から美容面に気遣っておられるケースが多いと感じています。
今後はクリニックを生かした美容面の展開も視野に入れていきたいと思います。
梅田 更なるご活躍を期待しています。

